結束バンドの良さを兼ね備えたケーブルタイとは

一度締めたら緩むことが無いという性質を持つ結束バンドは、今では我々の身近なアイテムとして存在しています。もとは電気工事現場で電線を束ねるために用いられていた部品でしたが、当初から先述したような緩まないという特徴があり、これを生かして建設業や農業・生産加工場などでも使用されるようになりました。一般家庭においても室内配線の固定から、調理道具のフックとして用いることができます。塩化ビニール製で1本あたりの販売価格がお安いという点も、広く普及するに至った要因といえます。

昨今ではさらに改良が加えられた結束バンドが販売されるようになり。そのうちの一つに「ケーブルタイ」があります。このケーブルタイは主にパソコンを組み立てるために使用されるもので、長さ5cm・幅2mmと非常に小さいのが特徴です。パソコンの本体内にはマザーボードと冷却ファン・HDD・光学ドライブ等が配線で接続されています。

すべてのケーブルをしっかりと配線して固定をしないとショートする恐れがあり、それを防ぐのにケーブルタイが使用されます。ケーブルタイは非常に小さいですが、結束バンドの良さであるバンドの裏面にある凹凸部によって一度締めたら緩まないという特徴を兼ね備え、さらに塩化ビニール製で柔軟性にも長けています。ホームセンターや家電量販店で1袋に十数本入りで200円前後で販売されているので、買い求めしやすいという良さもしっかりと受け継いでいる製品です。

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