ランページタイプの結束バンドが活躍する現場とは

バンドの裏面に凹凸が備わっている結束バンドは、1度締めると決して緩むことがない特性を持っています。この特性を活かすことで、電線の固定から看板の取り付けなどに結束バンドが大活躍をするほどです。もともとは電気工事用の部品として開発されたものですが、昨今では建設現場から学校・一般家庭にも結束バンドは普及しており、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。結束バンドと一言にいっても、多種多様な製品があります。

その中の一つに「ランページタイプ」というものがあり、主に建設現場で活用されているものです。ランページタイプとは一般的なバンドとは異なっていて、全体がステンレス製になっています。さらにバンドの裏面には凹凸がなく、代わりにナットとボルトで締め付けられるものです。このランページ製品は足場や鉄骨を固定することができ、1本のバンドで約50kgの重量に耐えられます。

ランページという結束バンドは、1984年に日本の企業が製造を開始しました。従来までの塩化ビニール製では約1年程度で劣化するのに対して、この製品なら錆びることもなく長期間屋外に設置しておくことも可能です。また1度締めると取り外せないという特性をなくして、何度でも付け替えられるようにもなされています。これにより再利用ができる製品として建設現場や屋外の看板の固定用部品として、用いられています。

ランページタイプは今後も幅広い現場で利用されていく見通しです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *