lanケーブルの規格は数字で見分けることができる

家電量販店などの店頭に行くと、ずらりと並んだlanケーブルのパッケージに何か数字が書かれていることに気づきます。

実はこうしたlanケーブルの数字には意味があり、商品を選ぶ際に重要なポイントです。その見分け方を知って、最適な商品を選べるようにしましょう。lanケーブルに書かれている数字は、6や7というものが多くなります。これは製品の規格を表しており、ある規格のネットワークを構築したいときにはそれに対応したものが書かれている製品を選べば間違いありません。

最適な製品を選ぶための目印と言えるかもしれません。ではこれは一体何を意味しているのでしょうか。実は速度を意味しています。実際には5から8まであり、大きくなるほど高速なネットワーク規格に対応していることになります。速度を要求しない場面では5や6と書かれた製品を、バックボーンのようにとにかく速度を最優先したいような場合には7や8と書かれた製品を選ぶのが一般的です。

なぜこのように同じlanケーブルでも数字によって複数の規格が用意されているのかと言うと、製品に使われている素材が異なるからです。小さいものはそれほど速度を優先していないため、安価な素材が使われています。いわばコスパ優先の製品です。逆に数字が大きい製品は高価な素材を採用することで、速度低下の要因になる外部からのノイズを防ぐことができます。価格は高めとなるものの、最大で40倍もの高速化を実現できることから、場合によっては選ぶ価値のある製品です。

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