沿岸部で使用される耐候性結束バンドの活用法

結束バンドというアイテムをご存知でしょうか。長さ10cm程度のプラスチック製で、バンドの裏面に備わっているトラッキングという凹凸が噛み合うことで一度締めると緩まないという性質を持つものです。昨今では一般家庭でも使われることが多く。文具や園芸用品コーナーでも目にする機会が多くなりました。

もともとは電気工事用の部品で、屋外配線を束ねるのに使用されていたものです。今では幅広い現場で用いられている結束バンドの中に、耐候性結束バンドというものもあります。このバンドは文字通り耐候性に特化した特徴があり、塩害・寒暖差がある地域で使用しても劣化し難いのがメリットに挙げられるでしょう。ここでこの耐候性バンドの活用法を見ていくと、「メガソーラーの固定」「建材の固定」の2種類が挙げられます。

メガソーラーは基本、沿岸部の広い土地の設置される設備です。この一帯では塩分を含んだ空気となるため、塩害が多くなります。そこで役立つのが耐候性バンドで、ウレタン素材だと塩分を含んだ空気に触れても強度を落とさずに良好状態を保てるというわけです。建材の固定の場合は、寒暖差を考慮した使用方法といえるでしょう。

高層ビル等の建設に用いる鉄骨は1トン以上もの巨大なものです。真夏や真冬の寒暖差が激しい季節でも、しっかりと固定して保管をするうえで耐候性結束バンドは非常に役立ちます。素材は一般的なバンドと異なっていても、使い方はまったく同じです。耐候性の結束バンドのことならこちら

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