簡易的自己設置の配線ダクトの特徴と使い方

多くの方が、配線ダクトというと電気工事専門会社でしか施工ができないと思われることでしょう。実際は専門会社に依頼をするのは、隠ぺい工法のみです。外付け工法と呼ばれる配線ダクトに至っては、自己設置をすることが可能です。この場合、ホームセンターやネット通販サイトで「モール」という電気工事専用部材を購入する必要はありますが、100円程度で手に入れられるので、非常に安価に配線ダクトを設けることができます。

自己設置はあくまでも簡易設備となりますが、電気ケーブルを収納する分には申し分のないものです。特徴としてはケーブルカバーを想像してもらうといいでしょう。モールとは屋外に配線する際の部品であり、雨に強い性質があります。そのため、自己設置で自宅に設ける際はキッチンや洗面所・浴室に取り付けると利便性が高まるでしょう。

設置方法は木ネジを使用する固定と、両面テープを用いる方法の2つがあります。湿気が多い場所だと両面テープははがれてしまうので、木ネジを使用するのが望ましいです。設置の時はあらかじめ敷設箇所を採寸してから、必要なサイズのモールを購入すると良いです。使い方は電気機器のケーブルを内部に収納するだけなので、なんら難しい作業ではありません。

注意をしたいことは、1度に収納する電気ケーブルは4本までにすることです。これ以上のケーブルを内部に含ませると熱を帯びてしまうので、火災の原因につながる恐れがあります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *